労働節02四国行き

夜行バスは前後左右に心無い人が座った場合、旅まるごと最悪な思い出となる可能性がある。
例えば、座った途端、スルメをくちゃくちゃ噛み、ビールを煽るような油親父だったり、了解を得る工程さえ無視し一気にフルリクライニングするチンピラ野郎だったり、背もたれをゴツゴツ蹴る様な糞ガキだったりしたら、一晩中眠れず、疲れ果てた体で見知らぬ土地を徘徊することになるだろう。俺はそういう輩がいたら、果たして注意できるだろうか。注意したとしても、「もしかして注意したことですごい腹を立てた挙句、寝込みを襲われるのではないだろうか」と心配してしまう質なので、困る。
今回は困らなくてよかったです。

今回は観光でござい!って具合の写真ばかりだね。
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労働節01日本着

労働節。

中国では普通三連休らしいのだけれど、うちの会社は9連休。
人生引きこもりな俺様は、半分引きこもり、半分は観光でもしようかと思っていた。もう上海に来て半年になるのに誰もが訪れる豫園にすら行ったことがない。観光地に行ってもたかが知れてるっていう先入観があって、なかなか行く気が起きなかったので、この連休にせめてマーキングする感じで行こうかと考えたのだ。
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紹興


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紹興は紹興酒と魯迅のふるさとということで有名だ。
紹興酒の思い出。
日本にいた頃馴染みのタイ料理屋さんで、なんだこのお酒、試しに飲んでみようと友だちと飲んでみたことがある。なんとなく、強くて透明な日本酒っぽいものが出てくると思ったら、とろりとしたあめ色の液体の入った小さなグラスが出てきた。確か500円位して、え!これだけ?500円も出して、こんなちょっとしかないの?って思った。
でもきっと、素晴らしい味がするに違いないと友達と分けて飲んだのだが。ん〜……。苦手な味。
「これってさ、イソジンに似てる」
「ああっ、そんなこと言うからもう飲めなくなった!」
とか話して、それ以来紹興酒を飲むことはなかった。イソジンはないだろう。せめて養命酒。

魯迅については、魯山人と区別がつかないほど詳しくない。
人間を救うのは医療ではなく、文学による精神的改革なのだ、といって転身したというエピソードが格好いい。

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広東旅行2

狂乱の宴の後、朝の気配が立ち込める駅前、タクシーから降りた我々はゾンビのような足取りでホテルに向かった。

存分に夜遊びをしたので、寄る年波を全身で感じる30過ぎの我々は昼までドロのように眠り込む。
存分に夜遊びをしたので、寄る年波を全身で感じる30過ぎの我々は昼までドロのように眠り込む。
まだ満腹。朝食はこれだけ。
まだ満腹。朝食はこれだけ。

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