シェアハウス暮らしの始まり

成田から新宿駅に向かうバスの中は、誰も喋らず本当にひっそりとしていて、話すときでも、耳元で囁く程度だ。日本に帰ってきてからの一番の違和感は交通機関での人々の振る舞いでした。

中国では、人々はみな大きな声で会話し、笑い、食べ、マイク付きイヤフォンを使い携帯電話で自然に通話をしていました。全員が全員そうなのだから、悪目立ちすることはなかったのです。たった2年間での中国暮らしてそう思うのですから、留学や仕事で初めて日本に降り立った外国人は「こいつら、機械人間なのか!」と本当にびっくりすると思います。一方で満員電車のパーソナルスペースを侵犯しまくる様子は狂って見える。自分もその狂いの輪の中に入っていかなければなりません。
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