2020四国遍路_02

ビジネスホテルにて朝食を頂きました。三が日でたしか、おしるこが出た記憶があります。
盆も暮れも関係ないと思っていましたが、嬉しいですね。
快晴のなか、65番札所、三角寺に向かって足を進めました。のどかな峠を通ります。麓の民家が足元に広がり、遠くの山が、雲が水墨画のようになっています。

映えポイント。

こんな所で朝焼けを見ながらコーヒーを飲みたい。
三角寺に到着

三角寺を打ち終えたら66番遍路ころがしの雲辺寺。

まだ標高が高いけれど畑があります。農作業をしている方と立ち話。
麓に到着すると、クリスマスに買ってもらったというラジコンで遊んでいる少年達と話す。
フルサイズでずっと撮影していたのに……。全部動画データ消えたんです。
ここでの生活はどんなものなんだろう。一ヶ月くらい過ごしてみたい。
清掃管理、防災などの問題があるにも関わらずこの様な設備を用意していただいている地元の人に感謝です。
釈迦といふいたずらものが世にいでて多くの人をまよはするかな
素泊まりバス「いしかわ」

上の写真のように遍路道の目印としてリボンが結んであります。これを追いかけていてまんまと遭難しかけました。どんどん下っていき、それでもリボンがある。これ以上は流石に違うな、と思って引き返そうとしましたが落ち葉で滑り登れません。四つん這いになってなんとか復帰するも、これ夕暮れ夜間だったら本当に事故になるところでした。危ないっす。林業の人がつけるマーカーだったんでしょう。

雲辺寺に到着。午前中髭男爵の人が営業に来ていたみたい。
アンパンもらったのでブラックで決める!サイコー!!!
2020四国遍路_01

2019年、どうにかなっちゃいたかったので、2020年元日から、徒歩遍路の続きをしてきた。
もう歩く地面さえ歪んでいた。
夜行バスでは、何度もおじいさんに足を踏まれ、文句を言う気力もなかった。
たしか62番札所天養山 観音院 宝寿寺〜。
伊予小松駅で下車し軽く納経してもらって、一番標高のある60番札所雲辺寺へ。
この頃から動画撮影を始めていたんだけど、大変な思いをして撮ったデータは全部ロスト。写真もそこそこ撮影していてよかった。

東京から来ると、空気が実に美しく澄み渡り、おいしい。
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愛媛の本田さん

 

四国遍路をしている最中泊めていただいた愛媛の本田さんから、お米を頂きました。

ありがたい。

こちらは千葉なので落花生のお菓子と陰鬱な絵を添えて送っています。

 

そんなことより、いつの間にか31歳になってしまった。

なんか、こう、24くらいの時に、昼下がりの電車に揺られて、小気味良い1/fのゆらぎに誘われ、眠りに落ちて、「はっ!」っと気がついて顔を上げると、夜の帳は落ちて高濃度のストレスをスーツの裾から袖から放出させているサラリーマンにまみれた車内になっていて、自分も31歳になっていた様な具合!わかるかねこのきもち!
あ、なんかこうしてよくよく考えたら、31って結構高齢だな……。20歳や30歳のときも特になんとも思わなかったし。いままで自分の年齢なんてあんまり興味なかったんだけど。31ってすごいぞ。世間は大人として俺を見てしまう。困った。

俺は働き始めた時、「30歳になったら全部仕事やめる。おもしろいことだけして生きていきたい。例えば、写真撮って歩いたり、図書館に通ったり、海まで自転車漕いだり、そういうお金のかからないようなこと。そんでのんびり死ぬ。」とか思っていたのに、確かに決めていたのに、なんだこれは!まだ俺は働くのか!そんな好きか仕事!

まだ人生を楽しめる余地はあるかい。