労働節03本田さん

今日は本田さんに8年ぶりに会いに行く。
書割のような青空を眺めながら、バイキングをモリモリ食べた後、宿から出る駅までの送迎バスに乗り込む。
宿泊客は自分以外、みんなおばあちゃんおじいちゃん。
バスが道後温泉駅に着いたけれど、松島発の特急が迫っている。
道後温泉駅発のチンチン電車では間に合わないので、三十超えて初めて一人で日本のタクシーを利用し、wifiの心細い電波に乗せて、050Plusで「電車逃して行けないかも〜」と本田さんに電話。「料理作って待っているんだから、間に合うように来なさい」って言われる。
次のがしたら二時間後なんだぜ!

続きを読む “労働節03本田さん”

労働節01日本着

労働節。

中国では普通三連休らしいのだけれど、うちの会社は9連休。
人生引きこもりな俺様は、半分引きこもり、半分は観光でもしようかと思っていた。もう上海に来て半年になるのに誰もが訪れる豫園にすら行ったことがない。観光地に行ってもたかが知れてるっていう先入観があって、なかなか行く気が起きなかったので、この連休にせめてマーキングする感じで行こうかと考えたのだ。
続きを読む “労働節01日本着”

愛媛の本田さん

 

四国遍路をしている最中泊めていただいた愛媛の本田さんから、お米を頂きました。

ありがたい。

こちらは千葉なので落花生のお菓子と陰鬱な絵を添えて送っています。

 

そんなことより、いつの間にか31歳になってしまった。

なんか、こう、24くらいの時に、昼下がりの電車に揺られて、小気味良い1/fのゆらぎに誘われ、眠りに落ちて、「はっ!」っと気がついて顔を上げると、夜の帳は落ちて高濃度のストレスをスーツの裾から袖から放出させているサラリーマンにまみれた車内になっていて、自分も31歳になっていた様な具合!わかるかねこのきもち!
あ、なんかこうしてよくよく考えたら、31って結構高齢だな……。20歳や30歳のときも特になんとも思わなかったし。いままで自分の年齢なんてあんまり興味なかったんだけど。31ってすごいぞ。世間は大人として俺を見てしまう。困った。

俺は働き始めた時、「30歳になったら全部仕事やめる。おもしろいことだけして生きていきたい。例えば、写真撮って歩いたり、図書館に通ったり、海まで自転車漕いだり、そういうお金のかからないようなこと。そんでのんびり死ぬ。」とか思っていたのに、確かに決めていたのに、なんだこれは!まだ俺は働くのか!そんな好きか仕事!

まだ人生を楽しめる余地はあるかい。