猴硐猫村物語2 俺、南進して

俺、南進したのかは知らない。

猴硐周辺に広がる廃墟が、しとしとと降る雨の中で光る。
道々に案内板があるので、ここも観光地なのだろうけど、全く人がいなかった。
猫も数匹としか会わなかった。犬はいた。
異国の廃墟で雨に濡れながら歩きまわるのは、とても素敵な体験だ。

 

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苔むした石段を登る最中に、読経が聞こえた。
上った先には、大きめの屋根には三角の旗が揺らいで、何かのイベントスペースを思わせ、祭壇。

祭壇には明かりが灯り、先ほどから耳にしている経は、その近くに添えられたスピーカーから垂れ流されている。

人はいない。

まれびとが来たのかと、戸の影からじっとこちらを伺っているのかもしれんな。

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帰る時、閉店間際の土産物屋。
「にゃー」という言葉をサンプリングした狂った音楽が流れている。
猫耳をつけた萌え萌え店主に曲のことを聞くと「みんなほしがるんだけど、既に廃盤で生産されていないの」と日本語で言われた。
猴硐、おすすめです。