-
散歩
台中 彩虹眷村
ある日、元国民党軍の外省人、黄永阜爺さんが暇つぶしに自宅に絵を描き始めた。描き進むに連れて、自らの絵筆より生み出される極彩色に、黄爺さんは夢中になっていった。 描けば描くほど筆が進み、幼少の頃より黄爺さんの頭に巣食っていた幾つもの奇妙奇天烈な生き物たちや景色が際限なく描かれていった。もはや自分の家や壁などのキャンバスでは足りなくなっていった。腕は唸りを上げて更に描くことを欲していた。腕が -
旅行
猴硐猫村物語2 俺、南進して
俺、南進したのかは知らない。猴硐周辺に広がる廃墟が、しとしとと降る雨の中で光る。道々に案内板があるので、ここも観光地なのだろうけど、全く人がいなかった。猫も数匹としか会わなかった。犬はいた。異国の廃墟で雨に濡れながら歩きまわるのは、とても素敵な体験だ。 -
旅行
北京景山公園>798芸術区>台北
今日の夜には台湾に。余った時間でうろうろしてみた。