夏の話なのだけど、上海動物園に行ってきました。
20代、30代、40代の男で、炎天下の中、広大な園内を歩きまわりました。
日本と違って、施設間から施設間の距離が本当に広い!
動物の興味を引くために、ゴミを投げ入れたり、ガラスをばんばん叩いたり、餌を与える人々指し、中国人の友達は「あの人達はしかたがないのです。田舎から出てきて、基本的なマナーを覚える機会を得ることがなかったのですから」と、悲しそうな目で後ろ姿を見ていた。
二枚目の写真、ガラスケースにはキリンの剥製が入っていて、人間が与えた何かで死んでしまい、その悲しい思い出を残すために建てられているそうな。
動物園の動物に物を投げている人間を、けしからんと考えるのは思い上がりで、そもそも動物園というものを作り、動物を閉じ込め、衆目に晒し、過度のストレスを与え続け、その中で一生を終える運命を創りだした人間は、ひどいなぁと思いました。金を払って動物園の運営に与している客も。
上野動物園のホッキョクグマは、ストレスからか、雨の日も風の日も、ず〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜っと反復行動を行っている。それを見て人間のエゴにはっとした時があるけれど、動物園に来ると、楽しみながら後ろめたい気持ちになる。