佐渡ヶ島

せっかく長岡花火に着たので、佐渡ヶ島にも行ってみることにしました。
長岡の宿は全滅なので、新潟市まで行ってビジネスホテルを取りました。
花火大会数日前にギリギリブッキング。

佐渡汽船を利用したのですが、寝てたらいつの間にか部活動の学生に取り囲まれてて、ビビる。大げさではなく、自分をぐるりと囲むように、まるで自分を円卓か何かと勘違いしているのかと思うくらいの中心さで。目覚めた俺は、どうすればいいんだ。どう振る舞えばこの危機を脱出できるのか。まだ眠ったフリをしながら、考えた後、普通に立ってその集団から離れました。
あれは何だったんだ。

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2019長岡花火大会

長岡の花火大会に行ってきました。

もうずいぶんと昔からあるpodcastにアキバ系!電脳空間カウボーイズZと言うものがあって、20代中頃からずっと聞いているのだけれど、登場人物の話の中で長岡出身のケイス淀橋さんが長岡の花火大会の素晴らしさについて熱く語っていたのでずっと行きたいと思っていた。(ちなみにこの方とは、一回プレゼントキャンペーンでお会いしたことがあります。)

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シルクロードの旅11_雨の蘭州

目が冷めました。レールを走る列車の音です。
雨が降っています。この旅で初めての雨です。

人々は顔を洗い、歯を磨き、荷物をまとめて今日の準備をします。

私は雨に濡れる蘭州市の町並みを見ながら、タバコを胸いっぱいに吸って吐き出します。朝起きて寝台列車でのタバコがうまい。
うまい!

書き忘れましたが、昨夜の共産党職員の方は2人組の出張で蘭州に御用だといっていました。 駅から降りると、彼らの知り合いらしい運転手とおちあいました。

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シルクロードの旅10_嘉峪关

翌日、適当にタクシーを捕まえて観光に出発です。ニコニコと良くわらうおじさんでした。
ここがなんていう寺院なのかわからないですが、チベット寺院に行きました。 ドライバーに連れて行かれたのかな。ここがとても良かった。
行き先は出発前に大体しか決めずに、前日の夜に地球の歩き方を見て決めていたのだけど、仏教寺院が掲載されておらず、なぜここに行ったのか記憶にないのです。(やばいですよね。脳が)。

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シルクロードの旅09_敦煌-》嘉峪关

3泊した敦煌も今日でおしまい、次はバスで嘉峪关に行きます。5時間。うつらうつらしてて、あまり記憶にないです。それというのも敦煌の夜が楽しくて、お酒を飲みながらフラフラしまくっていたため夜ふかしだったのです。(危ないな。)

車中、もう外国人だからといって別室に連れて行かれることもありませんでした。人々の格好も見慣れた洋服です。
窓の外を見ると吐鲁番-敦煌と同じように砂漠が続き風車が朝の風を受けて回転翼を動かしています。
そして砂漠の向こうには祁連山の陰が連なっています。
嘉峪关は万里の長城の最西端がある場所として有名です。山と砂漠が交差している箇所にあるため、歴史的に要所になっているそうです。

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シルクロードの旅08_敦煌(玉門関)

前回はこちら。

朝 鳴沙山の前で待ち合わせしました。
二時間ほどゴビ砂漠の中の道路を走ります。場所によっては人工物が道路以外見えなかったりします。視界に砂漠だけ。
この砂漠を何日もかけて渡っていたことを想像すると怖くなってきます。
四国遍路の比ではなく、生物、植物の存在が感じられない空白の宇宙に飛び込んで行くような気分になってくるのです。

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シルクロードの旅07_敦煌(莫高窟)

なぜこの旅行を始めたのかというと、元々チベットのラサに行こうとしていたのでした。
なぜラサかというと、中国語学校の体験入学で一緒になった人が無類のチベットファンで、この方はカメラマンであり、その方がサイトに載せていた写真がとても格好良かったから、行くしかない!と思って決めたのだった。
コメダ珈琲で地球の歩き方チベットや、母と旅した900日や、各旅行サイトなどをじっくりみていたが、40万くらいかかるということがわかり、驚愕する。

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シルクロードの旅05_吐鲁番観光

昨日流れでタクシーチャーターすることになった、運転手のエリザベスと朝ごはん。昨日おごってもらったからと饅頭をごちそうになる。ちなみにチャーター500元。後で調べたらかなり高めだった。こういう時は相見積もり取らないと。

火焰山

広い大陸で最も暑い場所とされている。夏の最高気温は47.8℃になる。
そんな火焰山には2つの物語がある。

一つはおなじみ西遊記。炎が燃え盛る山として物語中に出てくる。鉄扇公主から勝ち取った芭蕉扇でこの山の炎を消すという場面が有名だ。
ちなみに西遊記原文では孫悟空が天界から炉を蹴り落としてしまい、灼熱の炎がこの山々に降り注いだため

二つ目はウイグルの伝説で、子供を食らうドラゴンがいた。それを退治した際、ドラゴンから吹き上がる血が山々を赤く染め、それ以来「赤い山」と呼ぶようになった。

ということで、なんとか物語にしないとやってられない、説明がつかないというほど暑いし、山の模様は更に暑さを増すしで大変な場所でした。あまり写真撮ってなかったな。巨大温度計撮ればいいのに熱くて頭がゆだってたんでしょう

孫悟空
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シルクロードの旅04_吐鲁番へ

思いがけなくウルムチ博物館でとても素敵なミイラ群を目にして大満足。
次の土地は吐鲁番。この旅は兰州に向けて移動している。
本当は中国中心部から西藏に向かったほうが、土地の空気が変わっていくことを実感できるのだけれど、最終目標が蘭州ラーメンを食べることなので仕方がない。
なぜ出発地が新疆かというと、もともと拉萨に行きたかったけど、ツアーで30万〜もするので行くのを諦め、せめて西側へ行ってみようと来たのだった。
乌鲁木齐市は警備が厳重だ。警察の警備や検査がそこかしこで行われている。コンビニのようなお店でも入り口で荷物チェックがされている。
バスの乗降車時にも、係のものがSuper Scannerと書かれた棒状の検査用具を持っている(ただし、持っているだけみたいで検査しているところを見ることはなかった。)
ウイグル騒乱以降特に監視が強まったようで、常に監視カメラが個人の行動を記録しており、強制収容や宗教弾圧、民族浄化が行われている、と日々のニュースが掻き立てている。
来る前にウルムチ駅爆破事件を読んで、幾度もの取り調べを覚悟してきたのだが、人々の見た目はほとんど漢民族で、上記の警備以外特に変わったところはなかった。しかし、長距離バスターミナル駅に到着するとウイグル族の帽子を被った男性や、色鮮やかなスカーフを巻いた女性がたくさんいた。

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