シルクロードの旅02_乌鲁木齐_天池

ウイグルは中国の一番端にあってカザフスタンはお隣。
ここの国境超えはかなり厳しいらしい。カメラやPCのデータを全部見られて、不好なものがあると削除、没収、取り調べ……など。

天池はこの辺。

天地に到着。ボゴダ峰の中腹ここは東洋のスイスと呼ばれている。天山山脈が連なっている。確かに桂林を代表とする山水画の中国感はなくて、ハイジ。

専用バスに乗り、ゴンドラに乗り、ガイドの人が時間になったら集合してね、山に登ってもいいからね、と自由時間になる。
どこまで続くか、どれくらい時間がかかるかわからない山頂に続く階段がある。

ガイドさんから指示されたところが曖昧にしかわからなくてすっごい不安。

「僕も一人で来ているんだ、一緒に登ろう」と声をかけてくれた青年がいた。おお、心強い。彼がいなかったら、バス出発に取り残されて今も天池にいることだろう。

二人で写真を撮りながら階段を登る。空気が薄くて少し登っただけでも息が切れてしまう。

どこまで続くかわからない階段。
天池

山稜白く、青空に細い雲が流れて、湖の近くで見ると映えるのだろうね。ここで泊まることもできるようだ。

戻ってこれるか不安になったので、途中で降りてました。見えるところまでが最終地点だとしても、あそこまで行って帰ってくるの大変。(ネット情報だと45分と書いてあったので、戻って正解でした。)

声をかけてくれた青年

自分は旅先で知り合った人に、ポストカードを配っている。

天地の展望台からの帰りのゴンドラでこちらの親切な青年にポストカードを渡そうとしたら、乗り合いの観光客4-5人からも、「くれ!サイン入りで!孫が二人いるから私は二枚くれ!」と言われ、ごっそり持ってかれた。
今度旅行するときは、もっと残り枚数気にしないくらい印刷したい。そして人に気に入られる絵を書きたい。
もうずっとそう思って描き始めるのだけど、気負ってしまって全然かけない。描くのも億劫になってしまっている。
人のために絵を描きたい。アーサー・ラッカムのような素敵な、誰からも気に入られる絵を描けたらいいな。

観光客が多すぎて記念写真を諦める

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