デ教

冬は基本的に引きこもり。
なぜなら寒くて海に入ることができないから。

デッサン教室の話です。
仕事以外で話すことといったら、隔週2時間行われるデッサン教室の話しかないのです。

もう1年半くらい通っているのかな。欠席したのは一回だけ。
習い始めてしばらくしてから、「そういえば講師の先生って有名なのかな」って思い、趣味のインターネットを利用して、情報を得てみたのです。これをネットサーフィンって言います。黙れ。

そこには金唐革紙という技法を復元するスペシャリストだ!世界で二人しかいないのだ!と書かれていて、「うわぁ、凄い先生に教わっているんだな、高名な先生と出会えて、ぼくは幸運なんだな」と思いました。そして、Wikipediaの先生自身の項目もとても充実しており、執筆した記事や、先生の絵の特集をした雑誌、出演したテレビ番組など、事細かに書かれており、先生には大勢のファンがいる事を思わせました。

そして半年ほど経って、気まぐれにまた先生の名前で検索をかけてみました。
凄い!僕はそう思いました。
前回以上に多くの文字数、ふんだんに使った画像で、先生の歩んできた道が詳細に書かれておりました。
学生時代の多数の入賞歴、進路、小学校六年生の時の作品制作風景、中学校、高校の作品、そして数多く取材した海外での記念写真。
なに、記念写真って!?

小学六年の時の制作風景も謎だけど、アンコールワットとかタージマハル、カトマンズでものすごいカメラ目線で写ってる記念写真が9枚も……。

なぜかモザイクかけてみました。

先生……。

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