今の会社につきながら職を探して一年。
現在は斜陽産業の最先端であるところのDTP業務を生業としているのですが、もういよいよ、後2〜3年って所で全員路頭に迷うであろう、という状況になっており、身のふりを考えなければいけない局面に立たされておりました。
もうDTPやりたくないのでweb関係の職を求めてさまよっておりました。web制作もとっくに価格競争の時代なんですけれどね。
それでもwebで活躍している人たちが楽しそうに見えて、仕事にしたかったのです。
三十路未経験の自分は、去年は20社近く回ったと思います。
圧迫面接とかはあんまりなくて、どの会社もお話を聞いたり、社内の雰囲気などを感じたり、意外やなかなかに楽しかったです。
中には約束の時間に不在だったり、書類の時点で落としてくれよとかいう会社もありましたが、まぁ、そういう会社もあります。それもいい経験です。
某有名アニメ制作会社は、連絡二ヶ月放置されたり間違った住所教えられたり、散々な目にあったけれど、いろいろ興味深かったです。制作されている方とお話をしたのですが、死神と契約し、眠らないカラダで倍速で肉体を崩壊させつつ、仕事に全てを捧げているような、そんな印象がありました。
少しでも気にくわないことを口にしたら、デザインナイフで動脈を切り裂かれるような狂気を感じさせるような風貌でした
ミーハーで応募しているおれには無理です。すみません。
次の会社はエンターテインメント系で、今のご時世娯楽に金掛ける人減っているんだろうな〜、とか思うのですが、現場でしごかれ、いろいろ学んでいきたいと思います。