カニフルコース

全然ブログ書いてませんでした。
ブログに書きたいネタはあるのだけれど。
最近は…夏バテ&自律神経が結構危ない状況。
海外保険で漢方と針打ってもらっているけど、あんまり効果感じないなぁ。
そんななか、デザイナーがバタバタ辞めていって、結構辛い。来月から教育係。
某所で似顔絵を書くハメになる。すっげえ似てねえの。
まだ上海にいることになりそうだ。もう、日本での再就職どうでも良くなってきた。自分の人生も、ある部分、「もうどうだっていいや」と考えている。

今年1月に、上海蟹のフルコースを食べに行ってきた。
外灘にある成隆行蟹王府という中国50年の歴史を持つかに専門店。
成隆行蟹王府 | グルメ・レストラン-上海ナビ

歴史と威厳のある門ですね。 上海蟹を食べるならここ、蟹王府 内装。室内に門みたいなのがある。 なんか前菜。 蟹小籠包。た、たまらん。レンゲに乗せて、チュチュ〜っと吸おう。 かにみそが乗っている炒飯様 蟹様! 「俺は美味いぜ」 ぱかっと開けてもらった。 剥いてもらった。写真には乗ってないけど、脚の部分、スライド式で蟹肉が出るようになっていてすごい。

濃厚。口の中に、複雑な宇宙が広がり、深い香りを放ちつつ、長い余韻を楽しむことが出来ます。至福。

上海蟹は侵略型エイリアン。
世界各地で淡水蟹を駆逐し、種の統一を図ろうとしている。
蘇州の陽澄湖が有名な産地であり、国内では富裕層、官僚、特別な立場にあるものにしか手に入れることができないという。
上海人の同僚の話。私のおばあさんは若いころ、或る若者を助けました。その若者は今ではお金持ちになり、陽澄湖の上海蟹を毎年送ってくれるのです。それは、本当に、美味しく、幸せなひとときであります。

上海蟹という名称は、日本でしか使われない。蘇州が産地の蟹だ。
旬の季節、陽澄湖まで行けば、交換でも富裕層でもない自分でも上級蘇州蟹を食べることができるかもしれない。

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