猴硐猫村物語1 猫にかまけて

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猴硐(ホウトン)という観光地がある。九份からすぐなので、ついでに行くといい。

台湾の退屈さにがっかりしていたのだけれど、猴硐はとても自分の好みにあっている場所だった。

もともと猴硐は炭鉱の町で日本統治時代に主な台湾石炭産出記録を作った。土地の人達は坑道の梁や柱を食い荒らすネズミを駆除するために、沢山の猫を飼った。昭和13年に閉山され、廃墟となったが、近年「猫の村」として村おこしが始まり、静かな観光地として知られるようになった。

駅構内、周辺の土産物屋、いたるところねこねこねこ……。

観光地と言っても、九份みたいに人混みではなく、ちらほらいるのみ。

観光客よりも、村にいる120匹の猫のほうが多い。

この村にはいくつかのルールがある。

  1. 人間の食べ物を猫に与えない
  2. イヌを連れ歩かない
  3. フラッシュを焚かない
  4. 地面に餌を置いてはいけない
  5. 村人の生活している空間で騒がない
  6. 子猫を触らない

などなど。
猫村として話題になり、観光客が訪れるにしたがって、猫を捨てに来る人が増えたり、人々がやたら触ることによって病気が蔓延し、大量に猫が死んでしまった過去があるようだ。

現在では猫に対してナンバリングして、予防接種もしてきちんと管理している。守らない人には動物保護法に基づき罰金刑が下される。

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駅の中に猫の遊び場がある
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当たり前の様にそこかしこに猫が闊歩している
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トイレも猫

 

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餌を購入して上げることも出来る。土産物屋では、猫の鳴き声をサンプリングしたCDがエンドレスで流れていた。

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駅から村へと続く猫橋。かつては石炭を駅まで運んでいたのだろう。
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駅から少し離れたところにある案内所。打ち棄てられた廃墟と観光地化で新しく作られた建物のコントラストが印象的だ。
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タッチパネルの案内は日本語対応。
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立派な猫の家
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面倒くさそうな顔してる。

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猫もいい。

しかしその奥に広がる、打ち棄てられた廃墟もまたいいのだ。

それは次回紹介しよう。

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