シルクロードの旅10_嘉峪关

翌日、適当にタクシーを捕まえて観光に出発です。ニコニコと良くわらうおじさんでした。
ここがなんていう寺院なのかわからないですが、チベット寺院に行きました。 ドライバーに連れて行かれたのかな。ここがとても良かった。
行き先は出発前に大体しか決めずに、前日の夜に地球の歩き方を見て決めていたのだけど、仏教寺院が掲載されておらず、なぜここに行ったのか記憶にないのです。(やばいですよね。脳が)。

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シルクロードの旅09_敦煌-》嘉峪关

3泊した敦煌も今日でおしまい、次はバスで嘉峪关に行きます。5時間。うつらうつらしてて、あまり記憶にないです。それというのも敦煌の夜が楽しくて、お酒を飲みながらフラフラしまくっていたため夜ふかしだったのです。(危ないな。)

車中、もう外国人だからといって別室に連れて行かれることもありませんでした。人々の格好も見慣れた洋服です。
窓の外を見ると吐鲁番-敦煌と同じように砂漠が続き風車が朝の風を受けて回転翼を動かしています。
そして砂漠の向こうには祁連山の陰が連なっています。
嘉峪关は万里の長城の最西端がある場所として有名です。山と砂漠が交差している箇所にあるため、歴史的に要所になっているそうです。

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シルクロードの旅04_吐鲁番へ

思いがけなくウルムチ博物館でとても素敵なミイラ群を目にして大満足。
次の土地は吐鲁番。この旅は兰州に向けて移動している。
本当は中国中心部から西藏に向かったほうが、土地の空気が変わっていくことを実感できるのだけれど、最終目標が蘭州ラーメンを食べることなので仕方がない。
なぜ出発地が新疆かというと、もともと拉萨に行きたかったけど、ツアーで30万〜もするので行くのを諦め、せめて西側へ行ってみようと来たのだった。
乌鲁木齐市は警備が厳重だ。警察の警備や検査がそこかしこで行われている。コンビニのようなお店でも入り口で荷物チェックがされている。
バスの乗降車時にも、係のものがSuper Scannerと書かれた棒状の検査用具を持っている(ただし、持っているだけみたいで検査しているところを見ることはなかった。)
ウイグル騒乱以降特に監視が強まったようで、常に監視カメラが個人の行動を記録しており、強制収容や宗教弾圧、民族浄化が行われている、と日々のニュースが掻き立てている。
来る前にウルムチ駅爆破事件を読んで、幾度もの取り調べを覚悟してきたのだが、人々の見た目はほとんど漢民族で、上記の警備以外特に変わったところはなかった。しかし、長距離バスターミナル駅に到着するとウイグル族の帽子を被った男性や、色鮮やかなスカーフを巻いた女性がたくさんいた。

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シルクロードの旅01_乌鲁木齐

※この旅行記はただの覚書で、知見を得たり、感動を共有するとかいう類のものではありません。

2019年は10連休のGWがあるという。4月の中旬まで迷った末に、以前から行きたかった蘭州に蘭州ラーメンを食べに行くことにした。
本当は1月ごろまでラサに行こうと思い、近所のコメダ珈琲で旅行会社を調べていたのだけど、日本のツアーを使うと40万くらいかかるとのことで、うーんと考え、よしまた今度にしよう、人生の楽しみは最後に預けたほうが、生きることに未練が生まれる、ということでやめた。
そのかわりラサには行かなくとも、新疆ウイグル自治区に行ってみよう、そして旅の最終目標を蘭州ラーメンとして、GWに有給一日づつサンドして連休を目一杯使ってその上その間の道のりを地球の歩き方やネットの情報を頼りに、いろいろ見て歩いて見よう、そうしよう。
飛行機チケットはGW価格で二倍。しかしそろそろ病死とかを考える年齢なので、金をあの世になんて持っていけるかい、と深夜発のチケットを奮発。

発売日にゲットしたGR3を片手に仕事が終わってバックパックを担いで出発。GRなので、急にモノクロ写真が出てきます。

出発は1:30成田->天津。

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