富士山のすそで行われたお祈りイベントに誘われ行ってきました。
最近疲れ気味で、治ったと思っていた過呼吸が再発して大丈夫かなと心配だったのだけれど、壱阡圓もする駅弁をしっかり食べたら大丈夫でした。
キリスト教ユダヤ教イスラム教仏教神道、様々な宗教を持っている人たちがあらあわれて、壇上でお祈りをします。
それにあわせてみんなでお祈り。
考え方や文化や環境全部違うところから出発しているけれど、目指しは平和。
思い出したのは銀河鉄道の夜。
「そんな神さまうその神さまだい。」
「あなたの神さまうその神さまよ。」
「そうじゃないよ。」
「あなたの神さまってどんな神さまですか。」青年は笑いながら云いました。
「ぼくほんとうはよく知りません、けれどもそんなんでなしにほんとうのたった一人の神さまです。」
「ほんとうの神さまはもちろんたった一人です。」
「ああ、そんなんでなしにたったひとりのほんとうのほんとうの神さまです。」
強烈な法華教原理主義者の賢治がどう思ってこれを書いたかわからないけれど、これを初めて読んだ時、祈るという行為において宗教のカテゴライズなんてナンセンスなんじゃないのかなぁ、と思いました。
あっかんべェ一休で、頭上で手を「パン」と打ち、「始まるところは違えども辿りつくところはおんなじじゃろう」ってのもそうかもね。
最後になりましたが交通費お接待していただいたYukikoさんと、ほうとうご馳走してくれたやまさん有難う御座いましたー。